私達の、抗菌ペプチドに関する研究の論文がPLOS ONE電子版に7月21日付けで掲載されました。乾癬などの炎症性角化症や魚鱗癬などの角化症では抗菌ペプチドが増加しますが、その理由の一端を解明した内容になっています。当科では自然免疫を研究するという観点から、アラーミンや抗菌ペプチドの研究もしており、この研究は山西教授のご指導のもと、今井ならびに助教の羽田が研究を総合的にすすめた成果です。また、角化症で増加する抗菌ペプチドが実際に抗菌活性があるという画期的なデータについては、本学の病原微生物講座の内山良介講師との共同実験です。
このように、当科では乾癬・角化症・アトピーなど自然免疫について研究を進めております。ご興味ある先生はぜひ当科の大学院への進学や入局をご検討ください。医師で無い方でも、実験補助職を募集しています(常勤待遇)。