2015年11月21日土曜日

土曜日にバイオ製剤が打てるようになります

土曜日にバイオ製剤外来を開始します

乾癬に必要な検査が土曜日にも出来るようになりましたので、バイオ製剤(バイオロジクス、生物学的製剤)が必要な乾癬患者さんを土曜日に診察できるようになりました。詳しくはこちらもご覧下さい。

兵庫医大病院皮膚科が、乾癬患者さんの

・光線療法(または内服療法)をしているのに乾癬が治らない
・お仕事をされているために土曜日の皮膚科クリニックに通院しかできない
・しかし、最新のバイオ製剤はクリニックでは使えない(大学病院など承認施設のみ)

という悩みを解決します!


とはいえ、土曜日の外来は少人数でやっており、担当医が学会等で不在のこともありますので、初診から完全予約制とさせていただきます。バイオ製剤の適応ですが、光線療法の効きが悪い乾癬患者さん、頭皮や爪などが難治な患者さん、関節症性乾癬や膿疱性乾癬の患者さんになります。バイオ製剤の適応になりそうな患者さんがいしゃっらいましたら、当科への紹介をよろしくお願い申し上げます。なお、当科への患者さんの紹介は、FAXでの初診予約が便利でございます。月曜日・木曜日・土曜日など希望の曜日の記入をよろしくお願い申し上げます。

2015年11月2日月曜日

皮膚科学会(中部大会)に行ってきました

医局長の今井です。先週末に開催された第66回皮膚科学会中部支部学術大会に行って参りました。会場は神戸なので、すぐそこです。

 ちなみに、当教室の山西清文主任教授による教育講演には、会場のキャパシティである300座席はなんと満席、立ち見も10人ほど出るという大盛況で、いつもご指導いただいている山西教授の凄さが感じられました。

 乾癬のほうは、もはやバイオ製剤で治療するのは当たり前となった雰囲気になっており、いかに上手にこれらのバイオロジクス(生物学的製剤)を使うか、という議論になっていました。兵庫医大皮膚科乾癬外来は、ヒュミラ、レミケード、ステラーラ、コセンティクスの全てのバイオ製剤(注射薬)の投与経験があり、さらに顆粒球吸着療法(GMA)も施行可能、ネオーラル(シクロスポリン)の導入も可能という、乾癬治療に必要な武器がこれでもかというくらい、揃っている皮膚科です。また、自分たちのやっている診療内容が最先端にちゃんとなっているということも、再認識することが出来て良かったと思っています。


さて、来年の第67回学会は兵庫医大が主催します。たくさんの先生方にお越しいただけるよう、魅力的なプログラムを用意したいと考えております。