医局長の今井です。先週末に開催された第66回皮膚科学会中部支部学術大会に行って参りました。会場は神戸なので、すぐそこです。
ちなみに、当教室の山西清文主任教授による教育講演には、会場のキャパシティである300座席はなんと満席、立ち見も10人ほど出るという大盛況で、いつもご指導いただいている山西教授の凄さが感じられました。
乾癬のほうは、もはやバイオ製剤で治療するのは当たり前となった雰囲気になっており、いかに上手にこれらのバイオロジクス(生物学的製剤)を使うか、という議論になっていました。兵庫医大皮膚科乾癬外来は、ヒュミラ、レミケード、ステラーラ、コセンティクスの全てのバイオ製剤(注射薬)の投与経験があり、さらに顆粒球吸着療法(GMA)も施行可能、ネオーラル(シクロスポリン)の導入も可能という、乾癬治療に必要な武器がこれでもかというくらい、揃っている皮膚科です。また、自分たちのやっている診療内容が最先端にちゃんとなっているということも、再認識することが出来て良かったと思っています。
さて、来年の第67回学会は兵庫医大が主催します。たくさんの先生方にお越しいただけるよう、魅力的なプログラムを用意したいと考えております。