2022年1月31日月曜日
兵庫医大の緊急以外の入院中止について
2022年1月28日金曜日
今井がLast authorの、IgG4関連疾患に関する論文が公開されました
いつもお世話になり、ありがとうございます:
Gon J, Takemori C, Fujiwara S, Hirota S, Imayama S, Imai Y. A case of skin ulcer on the lower leg diagnosed as primary IgG4-related skin disease.
Eur J Dermatol 2021; 31(5): 1-3 doi:10.1684/ejd.2021.4151
2021年10月1日金曜日
開業のご挨拶
長年続けてきたアトピー・乾癬外来ですが、2021年10月から、担当医である今井医師が兵庫医科大学を非常勤となり、阪神電車の野田駅(野田阪神)で皮膚科クリニックを開業することに伴いまして、兵庫医科大学病院における診察枠は月2〜3回(毎週木曜日、不定期、原則1.3.5週のみ)に減った状態ですが、続行しています。
野田阪神駅前いまい皮フ科については、2021年12月から開院し、乾癬の患者さんにたくさん来院していただいております。乾癬の専門的な診察をご希望の患者さんは、お気軽に、野田阪神駅前いまい皮フ科にお越し下さい。
なお、乾癬やアトピー性皮膚炎のバイオ製剤は、引き続き兵庫医科大学病院で投与を継続して参ります。引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
2021年9月28日火曜日
今井が責任著者の、アトピー性皮膚炎とADCTに関する論文が出版されました。
少し前に受理されていたのですが、今井が責任著者の、アトピー性皮膚炎とADCTに関する論文(英文)が出版されました!日本からはじめてのADCTの報告になると思います。
全文はこちら:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cia2.12212
論文内容の日本語訳:Atopic Dermatitis Control Tool (ADCT)はアトピー性皮膚炎(AD)の⻑期疾患コントロールを評価する患者さんにアンケートをするタイプのツールですが、実臨床における日本での報告は、この論文が初めてとなります。当院でデュピルマブを投与中の患者(投与群)45例、デュピルマブ中止後も寛解している患者(寛解群)25例、デュピルマブ中止後に再燃にてデュピルマブを再開した患者(再燃群)4例について、ADCT評価を実施したところ、投与群、寛解群のほとんどがADCT7点未満(長期コントロール良好)でした。一方、再燃群の100%がADCT7点以上でした。また、投与群・寛解群ともに、確立された指標であるPOEM、DLQI、EASIとADCTは有意に相関していました。よって、ADCTは実臨床においてもデュピルマブ投与による長期疾患コントロールの指標となると考えています。
2021年8月13日金曜日
今井のアトピー性皮膚炎の総説が、今月号の日本皮膚科学会雑誌に掲載されました。
今井が著者の、アトピー性皮膚炎の総説が、今月号の日本皮膚科学会雑誌に掲載されました。アトピー性皮膚炎では2型自然リンパ球(ILC2)が活性化していますが、IL-4シグナルを阻害することで、アトピー性皮膚炎患者さんの血液中のILC2の割合が著名に低下します。これらの最近の研究成果について、平易に解説しております。
https://doi.org/10.14924/dermatol.131.1827
2021年7月8日木曜日
今井が責任著者の、アトピー性皮膚炎と2型自然リンパ球に関する論文がJID innovationsに掲載されました
皮膚の2型自然リンパ球には遊走する群があることをシングルセルRNA-Seqで明らかにし、さらに、2型自然リンパ球が炎症存在下では遊走することを証明しました。
今までの集大成という内容になっております。
https://www.jidinnovations.org/article/S2667-0267(21)00035-7/fulltext
2021年7月6日火曜日
生物学的製剤投与中患者の新型コロナウイルスワクチン接種について
生物学的製剤を使用中は生ワクチンは使用できませんが、日本で認可されている新型コロナウイルスのワクチン(RNAワクチン (Pfizer/BioNTech, Moderna) 、複製欠損性組換えウイルスワクチン(Oxford/AstraZeneca))は、どれも生ワクチンではないため、使用不可なワクチンに該当しません。