講演内容ですが、将来的に開発される可能性のある(アメリカで治験段階)新しい乾癬治療の薬の話や、サイトカインなどの基礎医学の話を中心にさせていただきました。
2017年3月28日火曜日
神戸で講演を行いました
3/25(土)に神戸で乾癬に関する講演を行いました。ご参加頂いたのは主にご開業の先生方でありまして、早い時間から、ありがとうございました。本当はメイン演者の東海大学馬渕先生のご講演が目当てだったとは思うのですが・・・前半60分の私の基礎医学のお話の部分から会場が8割くらい満席という状態でしたので、聴いて頂いた諸先生方に感謝申し上げます。また座長を努めて頂きました神戸大学皮膚科錦織千佳子教授に深謝申し上げます。
2017年3月12日日曜日
水谷仁教授退任記念学会(第279回日本皮膚科学会東海地方会)で学会発表を行いました
水谷 仁教授が三重大学皮膚科での長年にわたる教授職ご退任の日を無事に迎えることを記念致しまして、水谷仁教授退任記念学会(第279回日本皮膚科学会東海地方会)が3/11−3/12の2日間にわたり、盛大に開催されました。私も、兵庫医科大学皮膚科における乾癬のバイオ製剤による治療成績(レミケード、ヒュミラ、ステラーラ、コセンティクス)をまとめて、学会発表させていただきました。私が三重大学皮膚科に入局させていただいたのは2001年の春で、膠原病・乾癬・アトピー性皮膚炎など多岐にわたってご指導いただきました。水谷先生は三重大の教授職はご退任ということですけれども引き続き三重大学でのご勤務は継続されるそうですので、私ども後進の皮膚科医へのご指導ご鞭撻を引き続きお願いしたいと思っています。
2017年3月4日土曜日
乾癬に免疫抑制作用の無い新薬が登場です。
乾癬という分野は皮膚科では進歩がものすごい分野で、毎年のように新しいお薬が発売されます。今月に発売されたアプレミラストは、非常にお値段が高額な内服薬ですが、免疫抑制作用が無いという特徴があります(ただし妊婦さんには使用禁止です)。当院は皮膚癌をはじめとする悪性腫瘍の患者さんが多いので、担癌患者さんで、ひどい乾癬や関節症性乾癬(乾癬によって皮膚だけでは無く関節痛や関節破壊が起こります)の患者さんには今まで良い治療法が無かったのですが、今後はこの新薬や、また当院で新しく購入した最新の光線治療器などを駆使して、感染症や悪性腫瘍のある乾癬患者さんも治療できるようになりました。当院でも処方を行っております。悪性腫瘍があるせいで乾癬治療の手段が限られていた患者さんには本当によいニュースだと思います。
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